日本人に人気のある曲ランキングでも常に上位にあるこの曲。
「ブラームスらしい堅苦しさ」を持つ1楽章から始まり、各楽章共に演奏する側、聴く側どちらも満足できる作品であることは誰もが認めるところでしょうか。
4曲の交響曲では3番や4番の方が人気なのかもしれません
2番はちょっとマニア向け・・・?
いやいや、あくまで4曲を比較するからであって、どれも珠玉の逸品であることは変わりません。
指揮者の広井氏とは大学1年の冬の定期演奏会でこのブラームスの1番を演奏しました
その時は「音がだせれば満足」な程度でしたからあまり深く考えていませんでしたが、その後経験を積んでみると、特に1楽章に対して「なんとロマンチックなのだろう」と感じるようになりました。
人によってはこの1楽章は堅苦しいし、深刻だし・・・で敬遠されがちなのかもしれませんが、堅さと柔らかさの共存というか、普段いかつい顔をした頑固おやじがふとした優しさをのぞかせるような、チャーミングな曲ではないかと思っています。
個人的には広井氏とは3度目の演奏。
またゲストコンサートマスターに印田さんを迎えての演奏なので非常に楽しみにしております。
あ、ソロの代奏は楽しかったです・・・