2021年11月7日(日) IMAホール
曲目:
W.A.モーツァルト/ 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527より序曲
A.ドヴォルザーク / チェコ組曲 ニ長調 作品39
L.v.ベートーヴェン / 交響曲第5番 ハ短調 《運命》 作品67
L.v.ベートーヴェン / 交響曲第5番 ハ短調 《運命》 作品67
チェコとベートヴェン?
今回のプログラムは中欧の楽都プラハを有するチェコが隠れたテーマ
「フィガロの結婚」はウィーンでは今一つであったものがプラハでは大人気
そんなプラハの聴衆のためにモーツァルトが書きあげたのが「ドン・ジョヴァンニ」
初演されたエステート劇場の前には劇中に出てくる幽霊を題材にした像が立つ
チェコと言えばスメタナやスークと並びドヴォルザークが人気の作曲家だ
このオケでは不思議と縁がなく50回演奏会を目前に初となるオーケストラでの選曲で、チェコの舞曲を題材にした小品はメロディーの美しさにどこか寂しさを感じさせる
「のだめ」で使われたことで知った人も多いはず
そしてベートーヴェンの「運命」
もはや紹介するまでもないクラシック音楽の頂点に立つ1曲がチェコつながり?
これは献呈されたひとり、エロイカも献呈されたロプコヴィッツ侯爵がボヘミア貴族であるが故。プラハにあるロプコヴィッツ宮殿は博物館として観光名所でベートーヴェンの直筆譜も展示されている。
チェコ・プラハの繁栄がなければウィーンで活躍するはずのベートーヴェンの人生が大きく変わっていたかもしれない
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