2021/02/06

佐藤 亜希子(ソプラノ)

洗足学園音楽大学卒業。文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてイタリアのミラノに留学。ジュリオ・ネッリ国際声楽コンクール入賞。マントヴァ歌劇場リゴレットフェスティバルオーディションに合格、キエーティ・マッルチーノ歌劇場にてローマ歌劇場との共同制作「トゥーランドット」リュ役でイタリアデビュー。

藤原歌劇団には、「イル・カンピエッロ」のルシエータ役でデビュー、「カルメル会修道女の対話」ブランシュ役で主演に抜擢され、「ラ・トラヴィアータ」のヴィオレッタ役は13年、15年本公演(新国立劇場にてマリエッラデヴィーアとのダブルキャスト)で絶賛され「ファルスタッフ」アリーチェ役、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィーラ役、「こうもり」のロザリンデ役、「2人のフォスカリ」ルクレツィア役、「トスカ」トスカ役などのプリマドンナとして出演を続けている。

また「ビアンカとフェルナンド」「異国の女」「ザイーラ」、「マリア・ストゥアルダ」「ルクレツィア・ボルジア」などのタイトルロールの、「アイーダ」タイトルロール、「イル・トロヴァトーレ」レオノーラ役、「ラ・ボエーム」ムゼッタ役、NBS主催「カルメン」ではV.カサロヴァとも共演する等、いずれも高い評価を得ている。

その他、日本フィルハーモニー交響楽団、熊川哲也Kバレエカンパニー公演「第九」、群馬交響楽団「ヨハネ受難曲」、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団の主催コンサートなど、各種コンサートでも幅広く活躍。「落葉松」を歌ったダイキン工業のCMも放映されている。

20266月には「アッティラ」オダベッラ役、銀座王子ホールにてソロリサイタルが予定されている。

藤原歌劇団団員。洗足学園音楽大学講師。