3歳よりスズキ・メソードでヴァイオリンを始める。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部卒業。野村財団より助成金を得て英国王立音楽院に留学し、Diploma of the Royal Academy of Music (Dip RAM)を得て卒業。
これまで吉川朝子、澤和樹、ヴォルフガング・マルシュナー、ジョルジュ・パウクの各氏に師事する他、ヘルマン・クレッバース、トーマス・ブランディス、ザハール・ブロン、フェデリコ・アゴスティーニ、オレグ・クリサのマスタークラスを受講、99年、イーストマン音楽学校夏季セミナーin浜松では、ディレクターズ・スカラシップを授与される。
ノヴォシビルスク・ヤングヴァイオリニスト国際コンクール・ジュニア部門第3位、万里の長城杯国際コンクール総合グランプリ、マルシュナー国際コンクール第3位、江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位。同コンクール入賞記念演奏会にて日本フィルハーモニー管弦楽団とブラームスのヴァイオリン協奏曲を共演。帰国後も国内外のオーケストラと協奏曲の共演、ソロリサイタル、室内楽など幅広く演奏活動を展開している。
2009年CHANEL Pygmalion Days参加アーティスト。また邦人作品の演奏にも積極的に取り組み、CD「日本女性作曲家の歩み~ヴァイオリン作品~」(平成21年度文化庁芸術祭参加作品)「山田耕筰 ヴァイオリン作品集」(レコード芸術準特選盤)などをリリース。
ストラミュージック音楽スクールヴァイオリン講師。
印田千裕オフィシャルウェブサイト
写真:©小島竜生