奏者も1人で吹くよりもアンサンブルの方が大好き(?)。
練習の合間に集まっては楽譜を持ち寄って、即席アンサンブルをする場面も珍しくありません。
そんなホルンアンサンブルの定番の一つが、このホミリウス作曲のホルン四重奏曲です。
作曲者のC.ホミリウスはドイツに生まれ、後半生には主にロシアで活動したホルン奏者です。
晩年にはサンクトペテルブルグ音楽院で教鞭をとり、後進を育てました。
彼の残したホルン四重奏曲は、ホルン奏者にとってはどのパートも演奏しやすく、そして音楽的にも充実した楽譜となっており、ホルンのこと、そしてその奏者のことを知りつくした人物が書いたにふさわしい作品です。
ホルン奏者以外にはなかなか知られていない作品ですが、演奏会の幕開け、どうか楽しんで聴いて頂ければ幸いです。
この曲の演奏会