2025/06/18

L.v.B.室内管弦楽団 第56回演奏会

 2025年11月9日(日) 鎌倉芸術館大ホール

13:30 開場 14:00 開演


指揮:


独唱:

ソプラノ/佐藤亜希子
メゾソプラノ/佐々木暁美
テノール/新海康仁
バリトン/伊藤和広

合唱:

ヴェルディ・プロジェクト合唱団
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曲目:

L.v.ベートーヴェン 
劇音楽『シュテファン王』 序曲 作品117
交響曲第9番 ニ短調 作品125

入場料:

全席自由1,000円


オーケストラ・合唱あわせて100人の「第9」。
そこにはチェンバーオーケストラならではの新しい感動・発見があるはず。

20年にわたりベートーヴェン作品を演奏してきた当団の初となる「第9」にご期待ください。

演奏会のイメージはクリムトの作品、「ベートーヴェン・ブリーズ」より「歓喜の歌」。
クリムトは絵画と音楽との総合芸術として全長34メートルもの壁画作品を作りました。
発表当時から多くの反感を買い作品自体失われたと思われましたが、1986年にようやく復元・再公開され現代ではクリムトの代表作の1つと言えます。

3面の壁画はそれぞれ「第9」の音楽とテーマとし、「歓喜の歌」からも引用されています。

第1面(第1楽章)
幸福への憧れ。弱者の苦悩。
"the yearning for happiness; the sufferings of weak mankind; ..."
武装した強者に対して行う弱者の懇願、強者の心に浮かぶ慈悲と野心、それに動かされて強者は幸福を求めて戦う決意をする。
"... their petition to the well-armed strong one, to take up the struggle for happiness, impelled by motives of compassion and ambition.

第2面(第2楽章)
敵対する勢力。神々でさえも戦いに敗れた巨人テュポン。その娘である三人のゴルゴン。彼らは情欲と好色、節制のなさ、そして苛酷な心配の象徴である。人類の憧れと願いは、彼女たちの頭上を飛び越えていく。
the hostile forces; Typhon the giant, against whom even gods fought in vain; his daughters, the three Gorgons, who symbolize lust and lechery, intemperance and gnawing care. The longings and wishes of mankind fly over their heads."

第3面(第3,4楽章)
幸福への憧れは詩によって癒される。芸術は私たちを、純粋な喜び、純粋な幸福、純粋な愛を見出せる理想の境地へと導く。
"the yearning for happiness is assuaged in poetry. The arts lead us to the ideal realm in which we all can find pure joy, pure happiness, pure love. ..."
楽園の天使たちの合唱。喜びよ、美しき神々の火花よ。この抱擁を全世界に
"... Choir of angels from Paradise. 'Joy, lovely spark of heaven's fire, this embrace for all the world."

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会場アクセス:

大船駅から徒歩約10分

2025/03/30

L.v.B.室内管弦楽団 室内楽演奏会vol.24

 2025年8月24日(日) かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール


13:00 開場 13:30 開演
入場無料(Teketにて取り扱い




曲目:

L.v.ベートーヴェン / セレナーデ ニ長調 作品25
F.プーランク / 六重奏曲 FP100
R.シューマン / 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調 作品86
F.メンデルスゾーン / 弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20
A.ヴェーベルン / 《弦楽四重奏のための緩徐楽章》
W.A.モーツァルト / ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K. 453(独奏:西山 早紀)


入場無料ですのでお気軽にご来場ください

弦楽八重奏曲は「夏の夜の夢」序曲と並ぶまだ10代のメンデルスゾーンによるもの。
室内楽としては最大級の編成であり、小交響曲とも呼べる重厚さとメンデルスゾーンらしい繊細で優しいメロディーが組み合わさる名曲。

モーツァルトは市場で購入したムクドリに「シュタール」と名付けをたいそう可愛がっていたと言われる。
ピアノ協奏曲第17番においてはその愛らしい鳴き声を題材にしたことが知られる。

それにちなみフライヤーに描かれているのは江戸の画家・伊藤若冲による「叭々鳥」(ははちょう)。
カラス・・・ではなくムクドリの一種で現代ではハッカチョウ(八哥鳥)と呼称される。
江戸時代に中国や東南アジアあたりから輸入され飼育されていたようだが、果たしてモーツァルトのムクドリのように可愛らしく歌っていたのだろうか。


その他、シューマンが4本のホルンのために作曲したコンツェルトシュテュック (小協奏曲)、20世紀初頭のパリにおいてジャズの影響を受けたと言われるプーランクの六重奏曲、現代音楽の難解な世界に入る前のヴェーベルン。

そしてフルートとバイオリン、ビオラという珍しい編成によるベートーヴェンのセレナーデ。
セレナーデ=夜の音楽と命名されているが、朝のイメージのあるさわやかな1曲。
交響曲第1番、スプリングソナタ、月光ソナタなどと同時期であるが、革新だけではないベートーヴェンの素顔を思い浮かべる隠れた名曲。

※出演者の事情により以下は中止となりました
A.ピアソラ / リベルタンゴ

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会場アクセス:

 京成線青砥駅下車徒歩5分
  →会場アクセス(施設Webサイト)




2025/03/23

L.v.B.室内管弦楽団 室内楽演奏会 Annex Op.3

 2025年7月5日(土) 雑司ヶ谷音楽堂


13:00 開場 13:30 開演
全席自由・500円




曲目:

F.ドップラー / 「アンダンテとロンド」ハ長調 作品25
D.ショスタコーヴィチ / 5つの小品(2つのチェロとピアノのための)
W.A.モーツァルト / ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
L.v.ベートーヴェン / 六重奏曲 作品81b
D.ミヨー / コレットによる組曲
L.v.ベートーヴェン / 弦楽四重奏曲第5番 イ長調 作品18-5

どうぞお気軽にご来場ください


チケット:


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会場アクセス:

地下鉄副都心線「雑司ヶ谷駅」3番出口より徒歩5分
JR「目白駅」下車都バス白61系統 新宿駅西口行  高田一丁目下車3分